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冨士薬局は、福島県の温泉町「飯坂温泉」にて昭和54年創業。以来、町の人々や、広い範囲から患者様を集めている、とてもアットホームな薬局です。
冨士薬局が調剤を始めたのは、県立医科大学付属病院が処方箋の一部を院外処方に切り替えた十数年前のこと。
「当時はどこも調剤の経験がほとんどなく、薬剤師会や有志で勉強会を主催し分業に備えました。付属病院はその立地条件により門前薬局は1軒もなく、患者様は車や路線バスを使い30分ほどかけて周辺の調剤薬局に行きます。福島市は面分業の町。」
と、佐藤先生は語ります。当時はどこも医薬品数は少なく、福島市近郊の薬局は近隣同士ブロックとしてまとまり、備蓄・小分けをして対応しました。今でも近隣薬局同士の結束は固く、情報交換や勉強会など活動は活発です。その後、付属病院に続いて徐々に市内の医療機関も院外処方に踏み切り、福島市の分業率は飛躍的に伸びました。
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Q:
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処方箋応需を始めた当初、EMシステムズをお選びいただいた理由は? |
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A:
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当初はどのくらいの処方箋が来るのか?不確定な部分もあり、すぐに電算化する必要があるのか少し迷いました。しかし市内の薬局や会営薬局がEMのレセコンを導入していたことで安心感を得たのが、EMを選ぶきっかけとなりました。 |
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Q:
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以来ずっとEMをお使いいただいていますが、一番の理由は? |
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A:
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EMの初期レセコンからずっと使っていますが、最初は使いづらい面も多々ありました。それが、5年おきにリニューアルを繰り返し、素晴らしく使いやすくなりました。業務の流れを止めない展開も工夫されていて、機能は充実しています。今では近隣にEMのレセコンを導入している薬局が増え、わからない所などを教えあったりする環境もあり、全体的にうまく使いこなせていると思います。 |
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Q:
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地域の薬局同士、強い連携がありますが、どのような
勉強会を行っていますか? |
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A:
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一方的に聞くだけの勉強会とは違った取り組みを行っています。
具体的には、勉強会は毎月1回、20名ほどの女性薬剤師で行っています。市販の本をテキストにして、テーマごとに持ちまわりで担当講師を決めます。講師はインターネットや本を駆使してテーマを掘り下げて調べ、さらにわからない時には医薬品メーカーに電話をして聞くこともあります。とにかく自分で調べ、資料を用意し、プレゼンテーションを行うことで、自分たちにとって大変身に付く勉強会です。
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Q:
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最近の勉強会ではどんなテーマを取り上げましたか? |
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A:
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統合失調や睡眠関係、脳梗塞系統のお薬をテーマにした勉強会を行いました。新たに長期投与が可能になったお薬などがあると、それもテーマに取り上げます。「こんな場合は疑義照会する?」といったような情報交換の場や地域の薬剤師同士のコミュケーションの場としても大いに役立っています。
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A:
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OTCメインの頃は、選んだお薬がぴたっとあって患者様から「薬が効いたよ」と言われたときなど、やりがいを感じました。最近はさらに、病院選びや診療科目、健康全般について相談を受けたり、何かのときに思い出してもらって頼りにされていると感じるので、この場所でずっと続けてきて良かったと思い、やりがいを感じます。
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A:
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この地域はチェーン薬局が少なく、古くから地域に密着した薬局の多いところです。そうだからこそ患者様一人ひとりをより理解し、それぞれに合った健康サポートをトータルに見られるよう努力して行きたいですね。
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(取材記者のひとこと)
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自分で調べて講師も行う勉強会は、この地域の情報交換や医薬連携の場としても一役買っていることがよくわかりました。佐藤先生は薬剤師会支部の幹部も務められ、地域のムードメーカーとしても頼りにされる先生です。
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松尾芭蕉も浸かった飯坂町立の温泉浴場「鯖湖湯」
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