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 患者満足度向上講座
 



患者は薬局に何を期待して薬を受取に行くのでしょうか?
調剤ミスを起こさないで、処方せんに記載してある薬を間違いなく調剤してくれる事だけを期待していくのでしょうか?それではあまりにも低次元で薬剤師として恥ずかしいことです。 他の薬局では出来ないこと、私のために調剤をしてくれる、満足のいくサービスを提供してくれる事を期待しています。

どのようなサービスが「かかりつけ薬局」をもつ理由でしょうか。



(1) 調剤ミスを起こさない
(2)プライバシーへの配慮がある
(3)会計が明朗である
(4)疑義照会システム
(5)副作用の早期発見
(6)衛生的環境
(7)薬品の品質管理
(8)薬歴の整備
(9)禁忌事項の把握
(10)薬の専門知識

などは薬局として当たり前の事です。
患者の視点から見たサービスではありません。これらの項目は本質サービスと言い、薬局の基本的作業です。患者に満足してもらえるサービスとは

(1)患者の声を聞いてあげる
(2)相談に快く対応する
(3)適確な情報提供
(4)患者の悩みを聞いてあげる
(5)情報提供の要領良さ
(6)患者が知りたい情報の把握
(7)態度や礼儀、言葉使いなど医療人としての自覚を持つことです。
これを表層サービスと言います。



患者の声で分かるように、プライバシーに関わることは大変重要です



プライバシーに配慮をする事は当たり前のサービスですが、犯されれば怒りになります。
患者の性格や気持ちを汲み取ることが大切です。

患者が薬局・薬剤師に最も期待している事は、医師には相談できない病気の悩み、健康に関わる事、薬の飲み方など相談に乗って欲しいとしています。医師の前では良い患者でありたいので、飲みにくい薬、扱いにくい薬、残薬があるなどは医師には言えません、実際は、病気のことや色々と悩みを持っています。何でも気軽に聞いてあげる雰囲気作りが大切です。
医師とのパイプ役をすることが適切な治療に結びつきます。サービスと基本的作業とは異なる事を理解しましょう。患者が期待している大満足に結びつくサービスを提供することで他店舗との差別化を図りましょう。




早瀬 孝彦先生プロフィール
 保険薬局マーケティング研究会代表、認定薬剤師

  • 1945年 山梨県生まれ 都立青山高校卒
    1968年 東京薬科大学卒
           協和醗酵工業入社/MR/東京第二支店長
           営業統括部
    2005年 分業を考える会 元代表
  • (株)エニイクリエイティブアドバイザー (株)ドラッグイエロー管理薬剤師
    「薬立つ話」元製作担当責任者 薬剤師研修 消費者向け講演
    患者満足度調査 医師と薬剤師の連携 規制緩和とOTC医薬品
    薬局機能公表制度 かかりつけ薬局 後期高齢者医療制度
    ジェネリック医薬品と薬剤師の役割 患者情報と副作用

  • 主な論文(共著)
    かかりつけ薬局を持つ患者と持たない患者の視点や意識に関する比較検討YAKUGAKUZASSHI Vol.125 Number1(January 2005)
    Classification of Pharmaceutical Service from the View point of patient Satisfaction/Dissatisfaction



 
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