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「かかりつけ薬局・薬剤師」をもっている患者は徐々に増えつつあります。
但し病院や診療所が変わるとその都度行く薬局が変わるヒトが何故一番多いのでしょう。まだまだ利便性が一番の要因です。



かかりつけ薬局を決めている人と病院・診療所毎に決めている人、特に決めていない人では差がでました。
かかりつけ薬局を決めている人は (ア)ぜひいつもの人がいい・25.7%(イ)どちらかといえばいつも同じ人がいい・41.8% あわせて67.5%、7割近いひとはいつも同じ薬剤師の対応を望んでいます。
薬歴を見ながら私の病気のこと、症状を良く理解してくれる、前回言ったことを覚えていてくれる、などくすりを手渡すだけでは無いことを患者が理解できたときに「かかりつけ薬剤師」と認められるのでしょう。
大きな薬局ではいつも対応する薬剤師が変わってしまうので不安です」という声もあります。
「薬の説明や病気の状況を親切に聞くだけでなく、雑談にも快く応じてくれる、質問にもよく調べて説明してくれる」など患者の立場にたって考えた対応が、かかりつけ薬剤師の条件でしょう。

新潟県厚生連病院が院外から院内処方に戻して大きな話題となりました。薬剤師会は大騒ぎしていましたが、患者から困った、不便だという話は出ていないようです、
何故でしょう?「かかりつけ薬局・薬剤師」になっていなかったからです。
あの薬局、あの薬剤師さんから薬をもらいたい、このような要望が市民から寄せられていれば方向の変化も考えられます。来年度には更に元に戻す病院が増えるとも言われています。
かかりつけ薬局の条件は第5回で解説しています。「現在のかかりつけ薬局を今後も利用するか否か」をたずねたところ、ほぼ100%が「特に問題が発生しない限り利用する」としています。「かかりつけ薬局」に対する高いロイヤルテイが確認できます。



患者との信頼関係つくりが「かかりつけ薬局・薬剤師」となり、他薬局との差別化に結びつきます。



早瀬 孝彦先生プロフィール
 保険薬局マーケティング研究会代表、認定薬剤師

  • 1945年 山梨県生まれ 都立青山高校卒
    1968年 東京薬科大学卒
           協和醗酵工業入社/MR/東京第二支店長
           営業統括部
    2005年 分業を考える会 元代表
  • (株)エニイクリエイティブアドバイザー (株)ドラッグイエロー管理薬剤師
    「薬立つ話」元製作担当責任者 薬剤師研修 消費者向け講演
    患者満足度調査 医師と薬剤師の連携 規制緩和とOTC医薬品
    薬局機能公表制度 かかりつけ薬局 後期高齢者医療制度
    ジェネリック医薬品と薬剤師の役割 患者情報と副作用

  • 主な論文(共著)
    かかりつけ薬局を持つ患者と持たない患者の視点や意識に関する比較検討YAKUGAKUZASSHI Vol.125 Number1(January 2005)
    Classification of Pharmaceutical Service from the View point of patient Satisfaction/Dissatisfaction



 
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