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 実践!副作用講座〜副作用から患者を守ろう〜
 



今年の花粉症は予想外に強く、数多くのプライマリー患者が来局されたと思います。その際「おくすり手帳」を発行されて初期症状、基礎疾患、他医療機関からの薬の確認、特にアレルギーの有無について問診されたと思います。「おくすり手帳」の発行率もほぼ100%の薬局や50%にも満たない薬局と様々です。情報が凝縮されたツールとして活用できるように工夫をして、常に患者様が携帯する習慣を身に付けていただけるようにしましょう。薬剤服用後の経過観察で副作用の予兆を見逃さないように充分な注意をしていきましょう。


Q1.
次の記述で正しい組み合わせはどれか?

A. オザクレル塩酸塩は、ロイコトリエン合成阻害作用を有し、光線過敏症などのU型アレルギー疾患に用いられる。
B. クロモグリク酸ナトリウムは、肥満細胞の脱顆粒の阻止作用及びロイコトリエン遊離抑制作用を有し、アレルギー性鼻炎や気管支ぜん息に用いられる。
C. プランルカスト水和物は、ロイコトリエン受容体を遮断することによって、蕁麻疹に著効を示す。
D. フルチカゾンプロピオン酸エステルやベクロメタゾンプロピオン酸エステルの鼻腔内噴霧はアレルギー性鼻炎に有効である。
E. イブジラストは、ロイコトリエン遊離抑制作用を有し、急性蕁麻疹やアレルギー性鼻炎に用いられる。

1.(A.B) 2.(A.D) 3.(B.D) 4.(C.E) 5.(D.E)



Q2.
アレルギー鼻炎に用いられる薬物とその薬理作用の対応について正しい組み合わせはどれか?

A.
オロパタジン塩酸塩 選択的な抗ヒスタミン作用、ケミカルメデイエーターなどの産生、遊離抑制作用を有しアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚掻痒に有効である。
B.
クロルフェニラミンマレイン酸線 ヒスタミンH1受容体遮断作用によってくしゃみも抑制される。
C.
ケトチフェンフマル酸塩 リンパ球からのサイトカイン遊離抑制作用により鼻炎の予防に有効である。
D.
フルトロピウム臭化物 抗コリン作用に基づく血管透過性抑制作用により水性鼻漏に有効である。
E.
エピナスチン塩酸塩 選択的H1受容体拮抗作用やLTC4/PAF拮抗作用を有し気管支ぜん息、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎に有効である。

B

C

D

E

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早瀬 孝彦先生プロフィール
 保険薬局マーケティング研究会代表、認定薬剤師

  • 1945年 山梨県生まれ 都立青山高校卒
    1968年 東京薬科大学卒
           協和醗酵工業入社/MR/東京第二支店長
           営業統括部
    2005年 分業を考える会 元代表
  • (株)エニイクリエイティブアドバイザー (株)ドラッグイエロー管理薬剤師
    「薬立つ話」元製作担当責任者 薬剤師研修 消費者向け講演
    患者満足度調査 医師と薬剤師の連携 規制緩和とOTC医薬品
    薬局機能公表制度 かかりつけ薬局 後期高齢者医療制度
    ジェネリック医薬品と薬剤師の役割 患者情報と副作用

  • 主な論文(共著)
    かかりつけ薬局を持つ患者と持たない患者の視点や意識に関する比較検討YAKUGAKUZASSHI Vol.125 Number1(January 2005)
    Classification of Pharmaceutical Service from the View point of patient Satisfaction/Dissatisfaction



 
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