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     薬歴を紙で保存するのではなく、パソコンなどを使って電子的に保存するシステムのことです。


     データは全てコンピュータなどに保存されますので、紙の保管スペースが不要になります。
     また簡単にその患者様の薬歴を検索できるので、薬歴棚から探す手間に比べ、スピードは格段にアップします。
     さらに最近では、このような電子薬歴の基本機能以外に様々なデータベースを搭載しているシステムが発売されています。例えば添付文書をすぐに確認できたり、処方監査や副作用など、様々なチェックを行うこともできます。


     手書きでなければいけないと具体的に規定されているものはありません。日本薬剤師会より出されている、「薬剤服用歴(薬歴)の電子媒体による保存に関するガイドライン」の要件を満たしていれば、基本的に電子保存は認められています。


     患者様のデータ検索のスピードアップにより、待ち時間の短縮を図ることが可能です。また、様々なデータベースを駆使したチェック機能が充実している電子薬歴では、より服薬上の安全性を高めることができます。

     万一故障の場合でもデータが復旧できるよう、二重・三重の防御策をたてています。
     日本薬剤師会より出されている「薬剤服用歴(薬歴)の電子媒体による保存に関するガイドライン」に記載されている要件の1つに「データの保存性」があり、このような場合でもデータを回復できることは電子薬歴に必須の機能とされています。

     導入する電子薬歴が日本薬剤師会より出されている、「薬剤服用歴(薬歴)の電子媒体による保存に関するガイドライン」の要件を満たしているかどうかを厳しくチェックすることが必要です。
     このガイドラインのポイントは次のとおりです。

      ●以下の3条件を満たしていること


「真正性」
    記録時間・記録者の明確化、上書き・書き換えの禁止など

「見読性」
    必要に応じて簡単に内容を見ることができる、登録内容を印刷できることなど

「保存性」
    法令に定める期間の保存、バックアップなど

      ●運用管理規定の制定

       電子薬歴を導入・運用する上での 管理規定を定めること


      ●患者のプライバシーの保護に留意すること


     電子薬歴はいろいろなメーカーから発売されており、見た目も機能も様々です。大きく分けると、紙薬歴からの移行が手軽な「基本機能重視」タイプと、基本機能だけではなく服薬指導などに役立つツールを多く搭載した「服薬指導(薬剤師)支援」タイプに分けられます。
     最近では後者のものが多く発売されております。



 
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